蜀同盟

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蜀同盟(c)吉野圭

「渡邉義浩氏の名士史観に違和感」知恵民の質問と回答

知恵袋で良質な質問をされている方がいて回答も良かったので、引用させていただきます。

 

〔6/4筆。渡邉義浩氏柿沼陽平氏の史観について、ネットに書き込まれた厳しめな感想は何故か削除され続けています。結果、盲目的な賛同者の意見ばかりがネットに溢れている現状です。いったい誰が言論封じをしているのでしょうか? ここも消される可能性が十分あるため、プライベートブログと同時掲載します〕

 

 質問

 「渡邉義浩氏の「名士」史観に大して違和感を感じられる方はいらっしゃいますか?」より、スクショ画像と質問引用。

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引用文:

but********さん 2012/4/2713:51:06

渡邉義浩氏の「名士」史観に大して違和感を感じられる方はいらっしゃいますか?

当方全く不勉強でうまく説明できないことが自分自身でも相当歯がゆいのですが…。
ある程度だけでも思いを分かちあえたら、と思い今回の質問をさせていただきます。

本題ですが、どうも同氏の著書等を読んでいると、彼の史観に一定の傾向といいますか、それも後漢末の行動原理を全て「名士」のそれに帰結させすぎているように思えるのです。そもそも儒者と知識階級と士大夫層と豪族と国衆的な武装勢力らを「名士」の名のもとに括ってしまう、造語概念に近いものであるように感じられるのです。

もちろんそういう地方有力者との支持・コントロールというものが非常に重要な要素を占めていた時代であったことは確かなのでしょう。私もその点ではあまり異議がないのですが、それにしても何もかもをまとめすぎなのではないかと。例えば話が極端ですが「成功したのは名士を獲得したから」「失敗したのは名士の支持が得られなかったから」みたいな二極になってやいまいかと。

とはいえ、それ自体はそれでいいのです。氏の考えですと言われればそれまでなのですから。

ただ、現在その彼が三國志検定の主催をしていて、関連図書・教科書として自著を宣伝していたり、「三國志」をめぐる日本国内の世界観の中で少しずつ彼の史観が敷衍し、権威を持ち始めている今にあっては、渡邉義浩の「名士」史観はあくまでもワンオブゼムであり、そのあたり非常に注意を払うべきなのではないかと考えるのですが。

ご意見あればよろしくお願いします。

 

>現在その彼が三國志検定の主催をしていて、関連図書・教科書として自著を宣伝していたり、「三國志」をめぐる日本国内の世界観の中で少しずつ彼の史観が敷衍し、権威を持ち始めている

侵略を企む国家の出先機関の長が、日本の『三国志』ジャンルを牛耳ってしまっている。これは本当に恐ろしいことですねえ。
まさにオーウェル『1984年』のように過去を抹消し、黒を白へ、白を黒へ捏造改変しようとしている。
しかも彼に協力する「左翼」は日本国内に山ほどいるので、数の力で圧倒してきています。ネットの各所で渡邉説を絶賛する声が溢れ、その説をコピーしたような文章がばらまかれている。
それこそ『三国志』をよく知らないネット初心者は検索して捏造史観を読むことになるので、真実だと思ってしまうでしょう。
こうして黒が白へ、白が黒へ変えられてしまうのです。ディストピアの実現です。

ついでに言えば、アマゾンはC国市場が欲しいためC国に歯向かうようなレビューは削除しているようです。
渡邉氏や柿沼氏の本には不自然なまでに高評価のレビューばかり寄せられていますが、これは低評価が削除されているからです。
私も先日投稿したところ、速攻で削除されました。人格攻撃も何もしていない、内容に関する純粋な感想だったのですが。
(そのわりアマゾンは我々のようなKindle作家の人格攻撃だったら「大歓迎だ、人格を踏みにじる悪口でも何でも大いに求める」と言い切った)
道理がまかり通らないご時世です。悪魔だけが大手を振って歩ける世界。

私は今の今までこのジャンルに無関心で、なるべく忘れよう・離れようとばかりしていて、こうなるまで一切この犯罪に気付かず騒ぐこともしませんでした。
申し訳ない想いで一杯です。

 

BAの回答

BAの回答、引用: 

kan********さん 2012/4/3006:02:13

おおお!!同じ思いを抱かれる方がやはりいらっしゃった!!
しかもそれがbutagesoさんとは!

そうなんですよ。渡邉氏の名士論は非常によく出来ていて、論理的で説得力があり表面的には反論の余地がほとんど無いんです。
ただ、まさにおっしゃる通り「何でもかんでも『名士』の一言で片付けすぎる」んですよねぇ…( ̄ω ̄;

そもそも「名士」とは、後漢末までの豪族や清流派などの地域的・思想的に結び付いたグループが南北朝期に貴族化していく、その過程で出現する知識人層のことで、具体的には荀イク―陳羣―司馬懿の系譜がほとんど先駆けと言っていいはずなんですよ。
それをまあ、清流も外戚も豪族もあれもこれも名士、名士って…(-_-;

きっと、彼に言わせれば王平も甘寧も「名士」ですよ。読み書きの出来ない名士がいるかっての!(爆)

あと、知ってました?渡邉氏の著作の巻末の参考資料、どれを見ても八割方は自著なんですよ(爆)。
他者の研究を参考にしない論述は、どれほど良くできてて説得力があっても、それは単なる独りよがりに過ぎないと考えます。その意味で、私は渡邉氏の名士論は否定のスタンスですね。

あれのどこが「論理的で説得力あり反論の余地なし」なんだか(笑)。
反論の余地しかないですよ。

>渡邉氏の著作の巻末の参考資料、どれを見ても八割方は自著なんですよ(爆)。

歴史学者の参考資料が「自著のみ」など、有り得ません。
これこそ捏造の証ではないですか。裏付ける史料さえないのに、どのあたりが「論理的」なの?
(ちなみに私の場合は、初めから「自分のイメージを語る」という前提で話しているので史料がない部分もありますが。歴史学者を名乗る人が、学者個人の推論に過ぎない話を「史実」として読者に押し付けるのは犯罪です)

こちらのkan********さん、軍略に関する知識は高く公平な分析力をお持ちなので、前に「信じがたいほど秀逸な回答」と賞賛したのだけど、現代現実に関する観察眼は不足されているかなと思いました。
与えられた論文それ自体の誤謬くらい、他に材料がなくても指摘できるくらいでなければ歴史学は難しいのでは?

あとkan********さん、他の質問回答で渡邉氏に関し、「渡邉氏がK産党の支持者であろうと歴史学には関係ない、くだらない、そんなの色眼鏡だ」と仰っていますが甘いですねえ。(どこかの政党の支持者というレベルではないだろうに)

歴史マニアさんたちは、とにかく現代に疎い。甘い。
歴史本ばかりに耽溺していないで少しは現代のニュースも見てください! 今この時にも生きてください!


私に対してよく「過去に囚われているダメな人」という批判が来るのですが、私のほうが他の人たちよりよほど「今」を生きていると思う。
今ここで危機が起きているからこそ、こうして語っているのです。そうでなければもう黙っていようと思っていました……。まさか人生の後半になってまで関わることになろうとは。そしてここまで語ることになろうとは思ってもいませんでした。

 

 

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