初めて『三国志』を読むなら、吉川英治の小説がお奨め。無料Kindle本へリンク

この記事は初心者の方向けの読書ガイドです。トップに固定しておきます。
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皆が初めて触れる三国志

これから『三国志』に親しもうと思っている方が、最初に読むものとしてお奨めな本は?
と問われたら、マニアさんたちは口を揃えて「吉川英治の小説を読みなさい」と答えます。

吉川英治の『三国志』は日本の三国志マニアと名乗る人がほぼ全員が読んでいる小説。
(と、言って良いと思います。吉川英治を読まずして三国志マニアと名乗る人は少ないからです)

または横山光輝のマンガ『三国志』60巻。横光三国志は吉川英治の小説を原作として書かれたものだから、概ね同じ内容。
つまり吉川『三国志』は、日本における最もベーシックな『三国志』教本とも言えます。

ちなみに吉川英治氏は中国に昔からある『三國演義』という古典をもとに書いているので、中華圏におけるオーソドックスな『三国志』物語も知ることができるはず。多少の違いはあるのでしょうが。
したがって、この小説さえ読めば中華圏のほぼ全員と『三国志』の話ができると思います。

こうなると、もはや 吉川『三国志』は
“東洋の共通言語”
と呼んでも良いでしょう。

※などと言いつつ筆者は読んでいないのですが…。すみません。 読んでいない理由は後述します

もちろん「東洋の共通言語」と言っても吉川『三国志』や『三國演義』はあくまでもフィクションです。
フィクションに親しんだあとは、いずれ本物の記録書『正史』を読んでいただきたいと願います。フィクションとの落差にガッカリすると思いますが、現実の話を知らなければ現実に活かせません。

私が願うのは、オーソドックスな物語から入って文化に親しみ、いずれ現実の話も知っていただくことです。
史実の奥の「真相」まで覗いていただき、当時に生きた人間の想いを未来へ活かしていただくなら、そのとき初めて彼らの命が報われると言えます。


吉川本は、電子書籍なら無料です。一巻ずつリンクしておきます

吉川『三国志』は、どこの図書館にもあると思います。書店へ行って買うのも良いでしょう。
しかし今(2020年4月15日筆)、新型コロナウイルスの感染拡大によってSTAY HOME【おうちで過ごそう】と叫ばれています。
できれば今はご自宅にて愉しんでいただきたいです。

(別館)電子書籍のススメ ⇒ STAY HOME! おうちで本を読もう~読みやすい電子書籍の無料本5選 (電子書籍デビューのすすめ)
 
吉川『三国志』はKindleなどの電子書籍なら、なんと無料で読めます。
まだ電子書籍を試したことのない方も、この機会に電子書籍デビューしてみてはいかがでしょうか?

下のリンク先は上質な青空文庫さん作成のファイルをもとに造られた本。お奨めです。
Kindeアプリでは探しづらいので一巻ずつリンクしておきます。


〔画像はAmazonより引用〕

01は「序」。物語本文は次の巻からです。

  •  三国志 02 桃園の巻
三国志 02 桃園の巻

  • 三国志 03 群星の巻
三国志 03群星の巻
  • 三国志 04 草莽の巻
三国志 04 草莽の巻

  • 三国志 05 臣道の巻
三国志 05 臣道の巻

  • 三国志 06 孔明の巻
三国志 06 孔明の巻


  •  三国志 07 赤壁の巻
三国志 07 赤壁の巻


  • 三国志 08 望蜀の巻
三国志 08 望蜀の巻


  • 三国志 09 図南の巻
三国志 09 図南の巻


  • 三国志 10 出師の巻
三国志 10 出師の巻


  • 三国志 11 五丈原の巻
三国志 11 五丈原の巻

  • 三国志 12 篇外余録
三国志 12 篇外余録


フィクションが読めなくてすみません…

上で書いた通り、偉そうなことを書きながら当ブログ筆者は吉川『三国志』を通読したことがない者です。(吉川作品だけではなく一切の三国志フィクションを通読していません。ゲームも未経験)
だから「三国志マニア」とは自称していません。

読めない理由は、幼い頃から東洋フィクションアレルギーがあるため。
それと『正史』と言うより現実への思い入れが激し過ぎるからです。
詳しくはプライベートのプロフィールにて。

しかし『正史』翻訳を始めてから、やはりオーソドックスな物語も知らなければ駄目だと痛感しました。前半部のイメージが全く湧かないからです。(後半なら独自イメージが湧くのですがね、何故か…)
そのようなわけで今日、ここにリンクした吉川『三国志』をスマホにダウンロードしてみました。
しばらく資料的に眺めてみたいと思います。
そして慣れたら全巻読んでみましょうか。頑張って。


その他のフィクションお奨めは? マニアさん回答

他のフィクションについて、筆者はよく知らないのでマニアさんの回答を参考にされてください。

【知恵袋、お奨め回答】

なお、現在『蒼天航路』や渡邉義浩の本など、政治的な歴史捏造を目的とした悪質な三国志本が出回っています。
初心者の方は手に取らないよう注意してください。
もしどうしても読みたいなら、上級者となって以降、ここのブログで書いている議論をお読みのうえフィクション部分を鵜呑みにしないよう注意してお読みください。

現実を述べると、悪質な政権がフィクションを使ってプロパガンダをすることがあります。
マニアの方は知ってか知らぬか、歴史創作に挿入されたプロパガンダを見て見ぬ振りをしていますが、そのような犯罪は本当にあるのです。特に三国志など歴史人物を使った物語では。
今、隣の大国から、「『三国志』は日本人を洗脳するに便利なツール」だと思われて狙われています。よくよくご注意を。
参考: 三国志ジャンルの捏造記事について

物語は食べ物と同じだと私は思います。
栄養のないファーストフードや、科学的な添加物で毒されたものを食べていると体が蝕まれます。
それと同じで、有害なプロパガンダを含むフィクションは心と文化を蝕み、破壊してしまいます。
行き着く先は人類の獣化。殺し合いの地獄です。大袈裟ではなくこれは現実にそうなります。

現実にあったこと ⇒歴史捏造や文化破壊の結果、たくさんの人々が殺し合いをした狂気の時代

このような「獣化」に対抗するのが唯一、本物の文化が育てる精神の強さです。
たとえば『三國演義』など、長い時を経て民間で育まれ多くの人に親しまれた物語(の奥底に在る真相)だけが、心の健康に大切な“精神の栄養”を含みます。
口に入れるものだけではなく、精神に入れる物語もよく吟味しましょう。

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プラグイン作成:スケ郎さん