香港デモ、嘘つき主義との戦い。裏付けゼロで黒を白だと嘘をつく者たち

香港デモ090616
香港2019年6月16日(c)HECTOR RETAMAL / AFP

日本に超巨大な台風が直撃している。
皆さん、どうか早めの避難を願います。

香港はさらに大変だ……。
香港民主化運動の先に見える悲惨な光景に胸が痛くなり、書かざるを得ない。

今まで政治話を書かなかったわけ

私がプライベートブログで社会や政治のことをなるべく語らないようにしてきたのは、アカウント削除されずに長く雑談を続けたいと思っていたから。
それと一般の平和を愛する読者さんを政治話に巻き込みたくないからだった。

しかし2018年頃から三国志ジャンルの捏造を目にし、あまりの酷さにこれは放置できないと思ってしまい、禁忌を破って現代社会話にも少し触れるようになった。
アカウントやドメイン、そして中国からの閲覧者を保護するために伏字でしか書けなかったのは辛かったが。
(伏字などゴールデンイージスおよびG神様の前には全く無意味なので、気休めでしかないのだけど)

今、もはや伏字では対応しきれない状況となってきたのでそのまま書く。
中国から閲覧されている読者の方には本当に申し訳ない……。
危険を感じたらすぐに離脱してください。

香港の状況、情報収集

香港の今はますます酷い。
丸腰の若者を警棒で打ちのめす暴行が通常となってきた。
世界の目が注がれているというのに中国政府は堂々と暴力をふるう。世界が何もできないと高をくくっているのだ。
民主主義の名残りで丸腰のデモなどをやり、世界が救ってくれると信じている香港の若者たちの純粋さと甘さが悲し過ぎる……。

いくつかブクマしたのだけど、なるべく一般民の情報として参考となりそうな記事をリンクしていく。

>日本人の中で #香港デモ#若者暴動 だと思う方は多いかも。

そんなことないですよ。
確かに日本の共産メディア報道のせいで学生が中心というイメージは強い。おそらく安保闘争や沖縄のデモと重ねさせ、自分たち(ジャパニーズ共産主義者)のイメージアップをはかっているのだと思う。

ただたとえ学生デモというイメージに騙されたのだとしても、一般日本人は間違っても香港の人たちが暴動やテロを起こしているとは思わないだろう。
「香港人は暴動テロを起こした」と主張しているのは左翼活動家だけ。逆に言えば、今中国政府をかばうような発言をしている日本人は活動家である証だ。

 酷い。
最近は流血の動画が当たり前になってきた。
このような残虐な行いを「当たり前」にしてはいけない……。

ta-keo.hatenadiary.jp
結果、マフィアや外国に雇われた悪漢と無知な若者達とが地元経済に打撃を与え、警察を襲撃しているというストーリーが出来上がり、それをまた「善意の爱国者」が拡散している。警察がビーンバッグ弾や催涙弾を水平発射する映像にいいね!が殺到し疑義を挟むことは許されない、殺伐とした世界がここにはある。
私の周りの留学経験者やビジネスレベルの外国語を操る人達まで、挙ってそのような「爱国的」内容をSNSに書き込むのだ。ここ何日かで香港に関する投稿全体では8- 9割がそんな感じ。憎悪もビンビンに伝わってくるので、見ていて辛い。そもそも、中国の「爱国教育」は日本人の想像を絶するのだが、それを実感させられた。中国では、小学校入学と同時にまず国歌を覚えさせ、大学の卒業試験で国家主席の思想について問われる。その成果がモロに発揮されている。
残念だ。留学しているのにどうして真実が分からないのか。
大陸人はそれほど愚かで洗脳されやすい人種ではなかったと思ったが誤解だったか?
常に政府の嘘を見抜こうと斜に構えた視線を注ぎ、義に基づいた本能で善悪のアンテナをはたらかせる民だと信じていた。
しかし長年にわたる洗脳教育で、さすがの大陸人も国家の命令に盲従するロボットに変わってしまったか。
(ただ多数の人たちは黙っているが政府が嫌いだと聞くので、上記事の方の「周辺の人たち」も一部に過ぎないのだろうが)

note.mu
 不穏なことを書くようですが、香港人に心を寄せる理由こそ、いま香港が置かれている現状がこれだ、ということです。心から、「香港加油」と言いたい。私たちが香港のために、あるいは、韓国や台湾、ウイグル、チベットのために、民主主義国として何ができるのかを考えるべき時期に来たのではないのかなあと思うわけであります。
 戦争したくねえなあ。平和が一番だよ。心から、そう思います。
 完全に同意。
しかしアジアの平和はもう風前の灯だ。
 今、「民主主義」の看板さえ日本にいる左翼活動家が奪い、歪めようとしている。
自由とは何か、公平とは何か、人権とは何か……改めて自分の胸へ問い直し、共産主義へ自由を明け渡さないようにしたい。

黒を白と嘘をつく共産主義者

ここ数日の報道で最も憤りを覚えたのは中国政府の報道と声明だった。
この堂々たる嘘に吐き気を催す。
【北京=高橋哲史】中国国務院(政府)の香港マカオ事務弁公室は14日、香港国際空港で中国紙の記者がデモ隊の一部から暴行を受けた問題について「ほぼテロに近い行為であり、最も強烈に非難する」との声明を発表した。習近平(シー・ジンピン)指導部は過激化する香港のデモ隊に強硬姿勢を強めている。
13日夜にデモ隊の一部から暴行を受けたのは、中国の公安関係者とみられる男性と中国共産党系の環球時報に所属する記者。声明は「香港の過激な暴力分子は完全に法律、道徳、人間としての最低ラインを突破した」と厳しく批判した。
環球時報の記者らは報道陣が身につけるベストを着てデモ隊を撮影していたところ、警察関係者と疑われて結束バンドで拘束された。暴行を受ける場面の映像は、中国の国営メディアも繰り返し放映している。
香港マカオ事務弁公室の声明は「彼らの行為は香港の国際的なイメージを著しく損ない、中国本土の広範な同胞の感情を傷つけた」と訴えた。そのうえで「我々は香港警察と司法機関が果断に法を執行し、迅速に違法な犯罪分子を捕まえるのを支持する」と強調した。
 中国政府が、
「人権が踏みにじられた」
という言葉を使って香港の「テロリストたち(中国政府曰く)」を非難するとは。
人権を踏みにじっている側が、まさかの人権を盾に相手を非難!
 何これコント?

5歳の幼児を虐待している親が、
「私、5歳の我が子に虐待されましたあ~ うちの子はDV野郎です」
と泣きながら警察に駆け込むような大嘘つきの滑稽だ。

どうして共産主義者は、
悪を善と
黒を白と
言う嘘を堂々とつけるのだろう?

人間としての根源的な善悪観念にも反するうえ、はたから見れば嘘であることが丸分かり。
何ら工夫も無い「嘘つき」であるにすぎないのに、何故あれほど堂々と言い切るのか。
もはや「嘘がバレないように工作する」という気遣い(笑)すらないことに呆れる。幼稚園児以下だ。

嘘のつき方、まさにこれと同じでしょう。
rtk3alliance.kslabo.work

虐殺と拷問処刑が大好きなサイコパス王(曹操)を
「天下統一で平和を実現させようとした、素晴らしい正義の善王!」
と言い換え、サイコパスに抵抗した普通の人々(蜀陣営)を「悪党ども」と反転させて言い換えている。〔by三国志学会〕
しかもその根拠は史実の裏付けゼロの嘘八百、曲解ミスリードによる歴史捏造
これぞ典型的な共産主義者の手法。
近年は中国に注がれる世界の目が厳しかったので、しばらく『三国志』など古代歴史ジャンルで密かに捏造工作を続けてきたらしいが(全人類の悪を善と反転させるための地道な努力)、ここへ来て再び近現代の捏造に手を伸ばし始めた。
しかも過去のことではなく「今まさにこの時」の香港デモについて嘘を並べて捏造工作をしているのだから図々しいにも程がある。
全世界へ暴行の映像が配信されているというのに、事実などお構いなしか。

共産主義者はどうも、明らかに嘘とバレバレな嘘でも大声で言い続ければ本当になると思っているらしい。
今まで民を脅迫して反対意見を押し込め、言うことを聞かない者たちは皆殺しとし、嘘が本当になったという実績があるためか。(嘘が現実になったと思うのは幻想なのだが)

戦略的に驚くべき愚かさを見せた中国政府

戦前の日本帝国軍もそうだったのだろうが、嘘をつくことに慣れてしまうと傲慢となって現状把握能力が無くなってしまうらしい。
「引き寄せの法則」
という魔法によって、自分の嘘で現実も作り変えることができると100%信じるようになるのか。
はたから見たらほとんど狂った自滅行動をしているのだが、頭の壊れた国家はもう自滅を止められない。

冷静に国家トップとして考えるなら、今の中国政府は香港デモへ軍隊を割いている余裕などないはずだ。
米国との経済戦争がある、国家は貧しさへシフトチェンジしている。
今は国内の経済を整えるため全力を注ぎ込む時だ、普通に考えれば。
――とその前に、そもそもまともな国家なら香港の人たち(チベット・ウイグルも)の人権を尊重し自治を徹底させるのだが常道だろう。が、そんな「まとも」な発想をするわけがない反人道主義の思想が根幹にあるので、始めからお話にならないのだが……。

高度な合理としての人道主義を実現させるのはとうてい無理としても、最低限の物理的な軍事力学ではまさか誤らないだろうと思った。
もしまだ中国が国家として機能しており、軍事プロが発言力を持っているのであれば、私は「中国政府が香港デモに軍隊を投入するはずがない」と思っていた。
強い発言で脅迫していることも、軍隊を動かす余力がないという裏事情の現れとも思えた。

しかしトランプ大統領のツイートによれば、香港境界へ中国軍が進んでいるという。
まさか現実にテンアンモンを再現するつもりか。
これだけ世界から厳しい目が注がれているのに!?

さらに中国政府は仰天するほど馬鹿なのだなと思ったのは、今この不利な時にわざわざアメリカへ喧嘩を売ってしまったこと。
jp.wsj.com
……愚か過ぎるでしょう。
売る必要のない喧嘩をどうして売る。
黙って国内の問題として虐殺すれば、欧米はいつもの通り見て見ぬ振りをして「非難の声明」という形だけのパフォーマンスで終わる可能性があった。それがいつもの共産政府のやり方。
悔しいが欧米も人道主義だけでは軍隊を動かすことができない。
ところが、
「アメリカがデモを扇動している」
などと濡れ衣を着せてきた。こうなるとアメリカも攻撃する大義名分ができる。
中国政府はスルーしてくれたはずの敵をわざわざ陣地へ引き入れてしまったのだ。
「僕を殺して、アメリカさん!」
と手を振って核爆弾の的になるようなもの。何のアピールだ。

呆れたな。
中国はアメリカと現実の戦争をして、本気で世界征服(天下統一)を目指すつもりなのか。
キングダムの実現、始皇帝ばんざい、曹操マンセー! ですか。

今の中国トップは想像していた以上に愚かだ。
兵器は最先端で軍事費を注ぎ込んでいたとしても、戦争に関しては素人以下。
彼らが戦争を始めたところでただ自滅への道を突き進むだけだが、その前に東アジアが被る損害は相当なものとなるだろう。

(以下、文化が消滅するかもという話は現実化したら悲しいからカット)


追記 日本人へ

こちらは邦人への注意を呼びかける佐藤氏のツイート:
tr.twipple.jp
私も邦人はすぐに帰ってくるべきと思う。帰ることが可能であれば。
香港グルメに浮かれている場合ではない。事が始まったら日本政府も救出しようがない。

先日、某テレビ局が
「今は香港×日本キャンペーン中! 日本人が観光旅行すると割引があります。一部にデモがあるけど概ね安全だから来てね」
 と呼び掛ける番組を流していて驚いた。あの番組を見た日本人は夏休みに香港へ出かけ、今ごろ空港で足止めされているのか。

HatenaBlogでも、トップに香港観光の魅力を紹介するブログ記事を上げている。
(リンクカット)
 今どうして香港観光記事がトップ掲載?
香港が魅力的なことは事実なのだけど、今宣伝すべきことではないでしょう。無頓着な日本人の多くが今うっかり香港へ旅行してしまったらどうするのか。

日本人はいつでもこの通り楽観主義で無頓着。
面倒なことや怖いことが嫌いだからといって、危機を叫ぶ人を嘲笑し無視する癖があるな。
その行き過ぎた楽観主義が大勢を殺す。いい加減に危機へ気付いて欲しい。

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